ボリウッド映画「きっと、うまくいく」喜怒哀楽・自己啓発・感情多数......オススメ!!
ボリウッド映画「きっと、うまくいく」。
日本での公開は2013年であるが、2010年にインド版のアカデミー賞【インド・フィルムフェア賞】に選ばれている作品である。(2009年より公開開始)
ボリウッド映画は「スラムドッグ$ミリオネア」を見たことがあり、私自身あまりリピート視聴しないが、珍しく2度視聴した作品でした。
ある深夜に、考え事にふけっている時、ボリウッド映画を思い出し、人気作品を観たいと思った。視聴理由に関しては特になかったが、観た後の胸の高鳴りはこの作品との運命を感じた。
有名大学に通うエリート3人が織りなす喜怒哀楽すべて感じられる作品。
その中の主人公ランチョーは天才であり自分の意見を伝えられるがゆえ、敵を作ることが多い。そんな彼の性格から同級生の反感を買い、けんかを売られてしまう。
「10年後の今日、人生で成功しているのはどっちか。この場所で会うぞ!」と・・・
10年後の当日、待ち合わせ場所に向かうと主人公ランチョーの姿はなく、卒業後誰も会うことができずにいたため、友人、ライバルとともに現在進行形でランチョーを探すシーンと、大学時代のストーリーが融合した作品である。
メインは大学時代の話で、学歴競争、教育の在り方に対して問題提起し、考えさせられる映画であるが、友情、恋愛、コメディー的な要素もあり、かなり楽しめる。
この映画を見て、すべての感情が表に出てきた。気持ちが高ぶった。久しぶりにこんな映画に出会った。涙なくして見られない、笑いなくして見られない、怒りなくして見られない、哀しさなくして見られない作品。
どんな相手に対しても自分の意見を持ち、仲間に対して深い愛情を持つランチョーは穢れのない好奇心旺盛な好青年といえる。
また、解決力があり、マニュアル人間ではないため、こういう人が今後生き残る人材だと考えさせられた。始まりのシーンや、学長の娘さんのお産シーンでは、少ない選択肢で問題を解決しなければならない状況で、答えにたどり着く。
今の私に足りないものをすべて兼ね備えていた。
考える力や勇気をもって意見し、実行する力だ。
私はこの映画を通じて、友情の素晴らしさを感じ、勇気を持って行動すること、また、問題解決の為にどんな状況でも考える大切さを学べた。また、教育において競争することは大切なことだが、過度になると害を与える為、何のためやっているのか目的を見失わない必要性を感じた。
私は現在サラリーマンであり、AIに勝つために成長しなければならないと日々考えている。そんな私も触発された映画でしたので・・・
・そんな考えを持つ人。
・教育者
・喜怒哀楽を味わいたい人
・ボリウッドミュージックでテンションを上げたい人
・逆転劇を見てすかっとしたい人
・自己啓発中の方
ぜひ、観るべきです!!!